界面活性剤
界面活性作用とは
- 表面張力を低下
- 浸透・湿潤力(繊維等に水をしみ込ますカ)
- 乳化力(水と油混ざり合わす力)
- 汚れを分散する力
- 起泡力
- ミセルを作る力(水中に散らばって居る個々の洗剤分子が―つの集合体を作る力)
界面活性剤は何を材料にして造られるか
- 天然の界面活性剤(植物、動物、鉱物)
- サイカチの実 キキョウ シクラメン
- 大豆 米等のとぎ汁
- 牛の胆汁 糞 尿
- 油脂(脂肪)
- 石油
- 天然系と油脂系は自然・人体環境には悪影響はないが、石油系は非常に悪い影響がある。
脂肪酸系界面活性剤
- 脂肪酸ナトリウム
- 脂肪酸カリウム
- ショ糖脂肪酸エステル
- 脂肪酸アルカノ―ルアミド
- (牛脂又はヤシ油脂肪酸ジェタノールアミン)
高級アルコール系界面活性剤
- AS(アルキル硫酸エステルナトリウム)
- AES(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)
- POE・R(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
石油系界面活性剤
- ABS(アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
- LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
- AOS(アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム)
- SAS(アルキルスルホン酸ナトリウム)
- POE・P(ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル)
界面活性剤の区分(主な用途)
- 陰イオン系界面活性剤 --------石鹸・合成洗剤
- 陽イオン系界面活性剤 --------殺菌剤・ソフター・リンス
- 非イオン系界面活性剤 --------石鹸・合成洗剤
- 両イオン系界面活性剤 --------ソフター・帯電防止剤