ドライクリーニングとは
1.種類
- イ、パークロロエチレン・ドライ
- ロ、石油・ドライ
- ハ、フッ素・ドライ
- ニ、トリクロロエタン・ドライ
- このうち、ハ・ニ・は大気圏中のオゾン層を破壊すると云われ地球規模の環境汚染物資の特定化合物に指定され、平成7年12月末で製品の製造が禁止になる。フッ素ドライはフロン113の代替フロン225が使用される。
2.洗濯工程
- 洗浄(洗い) 3分~5分
- 排液 1分
- すすぎ 2分
- 排液 1分
- 乾燥 5分~15分
- パークロロエチレンドライは一回に25kgの衣類を洗う
- 石油ドライ・フッ素ドライも洗濯機を回転させて洗う
- アンゴラ・モヘアのセーター・ラメ入り・アクセサリーの沢山付いている物等は完全ツケ置き洗いをします
- 石油・フッ素ドライの乾煤は70%が弱い回転のタンブラー乾燥で、高級品のみ(30%)自然乾燥する
- 洗い方は一日の回数で白物・薄物・黒物・毛布の順で洗い--回毎にろ過や蒸留するが、充分に(正当に)行なわれて居ない場合も有り再汚染することも有る(特に黒物・毛布は多くの汚れを吸収している)
3.注意事項
- 乾燥が充分でなく、繊維の表面しか乾いて居ない為溶剤が残留している
- スキントラブル(かぶれ等)の原因になる
- タンスに収納するとカピ・シミ・繊維疲労の原因になる
- 対応策として
- ①ポリ袋を破って捨てる
- ②臭いが無くなる迄乾かす
- 毛布はドライにしないで、ランドリー(水洗い)を選ぶこと
- 但し一番良いのは自分(家庭)で洗うこと
- 理由--
- 溶剤が非常に汚れて居るので余り汚れが落ちない
- 選別しないで洗う為、家庭用以外(病院・ホテル・ペット等)の物と一緒に洗う場合も有る
- ハ、クリーニング料金は値段通りの洗い方をする
- 前処理をするかしないか
- 溶剤の使用期間が長いか短いか
- 割引料金は溶剤が非常に汚れて洗浄力が低下して居る為再汚染することも有り利用しないこと
コスモ・ドライDXで洗浄すれば、再汚染や衛生問題・環境問題の心配もなく「すっきり」きれいになります。